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タイ首相が野田首相に祝電、早期会談を希望

2011年8月31日(水) 11時25分(タイ時間)
【タイ】タイのインラク首相は30日、野田新首相に祝電を送り、出来るだけ早い機会に会談したいという意向を伝えた。また、日タイ関係は非常に緊密、友好的、かつ強固だとして、東南アジア諸国連合(ASEAN)の統合、メコン川流域の開発などで日本に協力を求めた。

 タイでは7月の下院総選挙でタクシン元首相派が過半数を制して政権を奪還し、タクシン氏の妹のインラク氏が首相に就任した。タイの首相は就任後、ASEAN諸国を訪問し、その後、日本を訪れることが多いが、中国の影響も強まっていることから、インラク首相のASEAN以外の初の訪問先が注目される。

 タクシン氏は2006年の軍事クーデターで失脚、国外滞在中の2008年に汚職で懲役2年の実刑判決を受け、以来、タイに帰国していない。日本の入管法では原則として入国が認められないが、タクシン氏とタイ新政権の要請を受けた日本が特別に入国を許可し、8月22—28日に日本を訪問した。タクシン氏の訪日はインラク政権の日本重視の姿勢をアピールする狙いがあったとみられるが、タイ国内では波紋を呼び、反タクシン派市民が在タイ日本大使館前で小規模な抗議集会を開いたほか、「犯罪者であるタクシン氏に対するビザ発給を日本政府に働きかけた」として、野党が外相の弾劾手続きを開始した。
《newsclip》


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