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マレーシア首相、治安維持法の廃止表明

2011年9月16日(金) 15時36分(タイ時間)
【マレーシア】マレーシアのナジブ首相は15日、逮捕状なしで容疑者の逮捕や無期限勾留が認められる「1960年国内治安法」(ISA)の廃止を国会に提案する考えを示した。ISAは反政府勢力をさまざまな理由で逮捕するのに使われるなど、野党勢力から「悪法」と批判され続けてきただけに、与党側にとっては大きな決断だ。

 マレーシアでは最近、公正な選挙を求める大規模な反政府デモが起きるなど、政局が緊張しており、ナジブ政権はISA廃止という大きなカードを切ることで、批判の矛先をかわした上で、総選挙に踏み切る方針とみられる。

 ISAはテロリストの取り締まりにも適用されてきたが、同法廃止後は、政府転覆、テロ行為などの計画的犯罪に対処するための新法が制定される見通しだ。ただ、ISA廃止が集会の自由や政治犯釈放などに直ちにつながるかは現時点で不透明だ。

 ナジブ首相はこのほか、印刷・出版法を改正し、出版許可の毎年更新制を見直し、違反行為があった場合に免許を取り消す制度を採用する考えも示した。
《newsclip》


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