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タイ深南部国境の町で連続爆破テロ マレーシアら人4人死亡、100人以上けが 

2011年9月17日(土) 16時16分(タイ時間)
【タイ】16日夜、マレーシアと国境を接するタイ深南部ナラティワート県スンガイコーロク市の中心部で連続爆弾テロがあり、マレーシア人観光客を含む4人が死亡、100人以上が重軽傷を負った。

 午後6時45分ごろ、中国系住民の団体である潮州協会の前でバイクに仕かけた爆弾が爆発した。約5分後、1発目から200メートル程離れた場所で、別のバイクに仕かけた爆弾が爆発。3発目はマーリンホテルの向かいに駐車してあった自動車が爆発した。死亡した4人のうち3人はマレーシア人と報道されている。

 事件を受け、スンガイコーロクを訪れていたマレーシア人観光客は17日までに大半が帰国した。

 爆発の瞬間を撮影したビデオ映像には、市街地で大きな爆発が起き、悲鳴を上げながら人々が逃げ惑う様子が映されていた。

 同日午後、隣県のヤラーではモスクで礼拝中の警官(48)と自警団員(50)が銃撃を受け死亡し、
一般人3人が負傷した。モスクに入ってきたイスラム教徒の格好をした男2人がけん銃を乱射し、外で待っていたバイク2台に乗り逃走した。

 タイ深南部(ナラティワート、パタニー、ヤラーの3県とソンクラー県の一部)は都市部に中国系、農村部にマレー語方言を話すイスラム系住民が住む。住民の過半はイスラム教徒で、タイ語、仏教徒が中心のタイで異質の地域となっている。タイからの独立を求めるマレー系イスラム過激派による武装闘争が2001年から激化し、これまでに5000人以上が銃撃、爆破などで死亡した。今年上半期に報告があった深南部のテロ事件は銃撃327件、爆破103件、放火11件で、前年同期の239人を上回る262人が死亡した。

 今月15日にはパタニーでパトロール中のタイ軍トラックが道路に埋設した爆弾の直撃を受けひっくり返り、近くに潜んでいた武装グループが負傷して倒れていたタイ兵5人を至近距離から射殺する事件が起きた。14日夜にはナラティワートで建設されたばかりで無人の警察署建物が爆破された。
《newsclip》


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