RSS

学校前で銃撃戦、兵士4人死亡 タイ深南部

2011年9月29日(木) 10時58分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、28日午前11時ごろ、タイ深南部ナラティワート県の学校前の林で警備にあたっていたタイ軍兵士6人が武装グループの襲撃を受け、銃撃戦の末、兵士4人が死亡、兵士1人と小学生の男児1人(7)が負傷した。男児は校舎のバルコニーに立っていて流れ弾に当たった。武装グループは死傷した兵士から自動小銃5丁、銃弾などを奪い、逃走した。事件当時、現場の学校では生徒約400人が授業を受けていた。

 タイ深南部(ナラティワート、パタニー、ヤラーの3県とソンクラー県の一部)は住民の過半がマレー語方言を話すイスラム教徒で、タイ語、仏教徒が中心のタイで異質の地域となっている。タイからの独立を求めるマレー系イスラム過激派による武装闘争が2001年から激化し、これまでに5000人以上が銃撃、爆破などで死亡した。今年上半期に報告があった深南部のテロ事件は銃撃327件、爆破103件、放火11件で、前年同期の239人を上回る262人が死亡した。

 今月15日にはパタニーでパトロール中のタイ軍トラックが道路に埋設した爆弾の直撃を受けひっくり返り、近くに潜んでいた武装グループが負傷して倒れていたタイ兵5人を至近距離から射殺した。ナラティワート県の南端でマレーシアと国境を接するスンガイコーロク市では16日、市街中心部で連続爆弾テロが起き、タイ人2人と観光で訪れていたマレーシア4人の計6人が死亡、100人以上が重軽傷を負った。
《newsclip》


新着PR情報