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アユタヤで洪水拡大 工業団地閉鎖、世界遺産浸水

2011年10月5日(水) 13時45分(タイ時間)
【タイ】タイ中部アユタヤ県のサハラタナナコン工業団地で4日から洪水が発生し、タイ工業団地公社(IEAT)は同工業団地を5日から5日間閉鎖すると発表した。IEATはアユタヤ県のバンパイン工業団地、ハイテク工業団地についても、洪水の恐れがあるとして状況を注視している。

 サハラタナナコン工業団地の入居企業は45社で、自動車部品の丸順(岐阜県大垣市)、工業用バルブのヨシタケ(名古屋市瑞穂区)、物流・エレクトロニクスのカトーレック(東京都江東区)など日系企業が約8割を占める。

 同工業団地に工場があるVNケミカルサプライ社によると、洪水が起きるという連絡を受けてから2時間もしないうちに、工場に水が流れ込み、機械、商品を運び出すことが出来なかった。工業団地内の水位は5日時点で深いところでは3—4メートルに達しているという。

 タイでは7月下旬以降、雨期の大雨で各地で洪水、地滑りが起き、7月29日—10月4日に237人が死亡、3人が行方不明になった。5日時点で洪水が発生しているのは、中部アユタヤ、パトゥムタニ、ノンタブリ、アントン、ロッブリ、シンブリ、東部チャチュンサオ、北部チェンマイ、スコータイ、ピッサヌローク、ナコンサワン、東北部コンケンなど28県。

 アユタヤでは広い範囲で洪水が発生し、4日にはチャオプラヤ川の増水により、川沿いの世界遺産の寺院遺跡ワット・チャイワタナーラームが浸水。5日には一部地域で停電が発生した。

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アユタヤのワット・チャイワタナーラーム 10月4日撮影

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《newsclip》


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