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アユタヤの洪水深刻化 工業団地水没 病院、刑務所も

2011年10月6日(木) 23時13分(タイ時間)
【タイ】タイ中部アユタヤ県のサハラタナナコン工業団地が4日から洪水で浸水し、タイ工業団地公社(IEAT)は同工業団地を5日から5日間閉鎖すると発表した。洪水の水位は深いところで約3メートルに達し、工場内の製造設備、製品、備品が水浸しとなっているもようだ。

 サハラタナナコン工業団地に工場がある日系企業では、自動車部品メーカーの丸順(岐阜県大垣市)、電線メーカーの平河ヒューテック(東京都品川区)、工業用バルブメーカーのヨシタケ(名古屋市瑞穂区)、サーミスタ素子・センサーの専門メーカー、芝浦電子(さいたま市)などが工場の操業停止と避難を報告した。ただ、いずれも詳しい被害状況は把握できていないもようだ。

 IEATはアユタヤ県内のハイテク工業団地、バンパイン工業団地でも洪水の恐れがあるとみて、状況を注視している。バンパイン工業団地はこれまで洪水になったことがないが、今回は洪水が近づいていることから、周囲に高さ3メートルの防水壁を設けた。同工業団地には約90の工場があり、3割が日系企業だという。
 
 アユタヤでは広い範囲で洪水が発生し、4日にはチャオプラヤ川の増水で、川沿いの世界遺産の寺院遺跡ワット・チャイワタナーラームが浸水した。6日には病院や刑務所が水に浸かり、入院患者、受刑者らが避難した。
 
《newsclip》


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