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ホンダ タイの四輪工場水没、二輪工場も休止

2011年10月13日(木) 20時23分(タイ時間)
【タイ】ホンダは13日、タイ中部の大洪水で、タイの四輪車工場と二輪車・汎用製品工場の双方が操業を停止したことを明らかにした。四輪車工場は水没、二輪車・汎用製品工場は部品メーカーの被災で部品が不足し、ともに生産再開の時期は未定だ。

 四輪車の製造・販売を行うホンダオートモービル(タイランド)のタイ中部アユタヤ工場(ロジャナ工業団地、年産能力24万台)は8日、工業団地内に流れ込んだ水で浸水した。同社のピタック副社長によると、浸水前に完成車約4000台を近隣のドンムアン空港に避難させたが、移動できなかった数百台が工場内で水没した。工業団地からの排水のめどは立っていない。

 二輪車、汎用製品を製造するタイホンダマニュファクチュアリング(年産能力、二輪完成車130万台、汎用完成機270万台)は部品メーカーの被災で6日から汎用製品の、洪水対策と部品不足で11日から二輪車の生産を停止した。工場があるバンコク東部のラークラバン工業団地も洪水の危機が迫っている。

 ホンダはタイ政府が低燃費の小型乗用車製造事業に優遇税制を適用する「エコカー」の認定モデル車「ブリオ」を開発し、今年から大々的に販売する予定だった。しかし、東日本大震災による部品不足でつまずき、1—8月のタイ国内販売台数は前年同期比15・5%減の6万879台(市場シェア10・4%)と、主要メーカーの中で唯一、販売実績が前年を下回っている。今回の洪水による生産停止は長期化が予想され、シェアの一層の低下が避けられない見通しだ。
《newsclip》


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