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タイ洪水 防災法発令で首相に権限集中

2011年10月21日(金) 13時09分(タイ時間)
【タイ】タイ中部を襲った歴史的大洪水で、インラク首相は21日、防災・災害救助関連の権限を首相に集中する防災・災害救助法を発令し、軍、バンコク都庁などに対し、王宮、プミポン国王が入院中のシリラート病院、発電所、上水道施設、スワンナプーム空港(バンコク空港)、ドンムアン空港といった首都圏の重要拠点を洪水から守るよう指示した。

 今回の洪水では、バンコクの防衛方法や洪水情報をめぐり、政府とバンコク都庁の足並みがそろわず混乱する場面があった。タクシン元首相派の現政権と対立関係にある軍が防災に本腰を入れていないという批判もある。

 タイでは9月下旬から10月上旬にかけて大雨が降り、北部、中部で大規模な洪水が発生。バンコクにも洪水の危機が迫り、バンコク郊外のドンムアン空港に設けられた避難所には21日までに約1700人が避難した。

 21日の時点で洪水が発生しているのはスコータイ、ピジット、ピッサヌローク、ナコンサワン、ウタイタニ、チャイナート、シンブリ、アントン、アユタヤ、ロッブリ、サラブリ、スパンブリ、ナコンパトム、パトゥムタニ、ノンタブリ、ウボンラチャタニ、コンケン、シーサケート、スリン、チャチュンサオ、ナコンナヨク、プラジンブリ、ロイエット、カムペンペット、ターク、マハーサラカム、サムットサコン、カラシンの28県、被災者は約246万人。7月29日—10月20日の水害による死者は342人で、2人が行方不明になっている。
《newsclip》


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