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バンコク都庁、6区に洪水警報

2011年10月23日(日) 23時15分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、スクムパン・バンコク都知事は23日午後11時半ごろ、バンコクのドンムアン区、ラクシー区、バンケン区、バンスー区、ジャトゥジャク区、サーイマイ区の6区の住民に対し、洪水の危険が高まったとして、家財を高いところに移し、警戒するよう呼びかけた。スクムパン都知事は理由のひとつとして、バンコク北郊パトゥムタニ県の洪水防衛線であるランシット運河とパホンヨーティン通りが交差する地区で23日未明、都庁職員らが防水壁を強化しようとした際に、地元住民らが職員らに暴行を加え、作業が行えなかったことを挙げ、この地点からパホンヨーティン通りに水があふれ出していると指摘した。この襲撃の様子はテレビで報道されている。都知事は原因を明らかにしていないが、背景には反タクシン元首相派の都庁とタクシン派住民の対立があるようだ。

 タイ政府の洪水対策本部は翌24日午前1時ごろ、6区の住民への支援でバンコク都庁に全面的に協力すると発表した。

 一方、タイの公共テレビ局タイPBSは23日夜の番組で、専門家の話として、バンコク北部、東部の防水壁、運河による洪水阻止が失敗した場合、バンコクの全域が10センチから1メートルの深さで浸水する見通しだと報じた。タイ政府、バンコク都庁は当初、バンコク中心部が洪水になる可能性はないと主張していたが、ここ数日は政府、都庁の高官から弱気の発言が相次いでいる。

 タイ中部アユタヤ県とバンコク北郊のパトゥムタニ県の工業団地では土のうなどによる防水壁が数日間持ちこたえた後に決壊、浸水するケースが相次いだ。
《newsclip》


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