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遅くて不明瞭 タイ政府の洪水情報に批判

2011年10月29日(土) 11時50分(タイ時間)
【タイ】今回の洪水では、タイ政府、バンコク都庁、専門家とされる人々の情報発信の遅さと混乱、内容の貧弱さが、タイ国民、外資企業などをいらだたせている。

 バンコク日本人商工会議所や日本貿易振興機構(ジェトロ)は再三にわたり、タイ政府に対し、情報の整理・一元化と正確で迅速な英語、タイ語の情報発信を要請したが、洪水の本格化から1カ月経っても、公的機関からの英語による洪水情報はほとんどない。タイ語の発表も「全力で取り組んでいる」と繰り返し、具体的な見通しがわからないものが多い。テレビに出演する「専門家」も「ここがこうなってここがこうなると、バンコクは大変なことになる」といった不明瞭な話ばかりで、ネット上には「私はニューハーフだけど、私たちが知りたいのは、いつ、どこで、どのくらいの深さの洪水になるかということ。それぐらいは、私でもわかる」といった怒りの声が渦巻いた。

 こうした中、人気を集めているのが、タイの王室系研究機関の所長であるセーリー準教授。地図を使い、「この地域は水深が何センチになる」とてきぱきと説明して一躍時の人となり、最近はテレビに出ずっぱりの状況だ。バンコク北郊のセーリー準教授の自宅は洪水で水没状態だという。
《newsclip》


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