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日本政府、タイ洪水に10億円支援

2011年11月1日(火) 13時00分(タイ時間)
【タイ】日本政府は1日、タイ北部・中部を襲った大規模な洪水の復旧・被災者支援のため、10億円を上限として、大型排水用ポンプ、船外機付きボート、浄水器、仮設トイレなどの購入に必要な協力を行うと発表した。政府はタイの洪水で、すでに、ボート用船外機、仮設トイレ、ライフジャケット、テント、浄水器、土のう袋など6200万円相当の救援物資を供与。洪水対策や地下鉄、上水道の専門家を派遣し、調査・対応を進めている。

 洪水の原因となったのは6月から10月上旬にかけてタイ北部、中部に降った大雨で、北部の大規模ダムが一気に大量の放水を始め、事態が悪化した。洪水は北部から中部へ流れ下り、中部のアユタヤ県、パトゥムタニ県で工業団地7カ所が水没、ホンダ、ソニーなど日系企業400社以上の工場が被災した。10月下旬から首都バンコクにも洪水が押し寄せ、広い範囲で浸水が起きている。

 11月1日時点で被災者はバンコク、アユタヤなど26都県の約210万人。7月29日—10月31日の水害による死者は384人で、2人が行方不明になっている。

 今回の洪水はピーク時の水量が満水時の琵琶湖の3分の2に相当する160億トン、浸水した地域が1万6000平方キロに及ぶとみられ、タイでは過去50年で最悪と報道されている。

 日本の国土交通省によると、インドシナ半島の6—9月の降水量はタイ北部チェンマイで平年を34%、バンコクで40%、ラオスのビエンチャンで44%上回るなど、ほとんどの地点で雨量が平年の1・2—1・8倍だった。
《newsclip》


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