RSS

タイ政府とバンコク都庁、洪水危機でいがみ合い

2011年11月2日(水) 16時28分(タイ時間)
【タイ】バンコクで洪水被害が広がる中、タクシン元首相派のタイ政府と反タクシン派のバンコク都庁の間で主導権争いが続いている。

 スクムパン・バンコク都知事は2日、バンコク都内クロンサームワー区の住民がサームワー運河の水門の一部を破壊した問題でインラク首相に電話したことを明らかにし、「政府の洪水対策本部の幹部が、都庁とは一緒に働けない、と言っていたが、首相は私に協力を求めてきた。トップ2の間に問題がなければ、両機関の間に問題は生じないだろう」「危機を乗り切るには都庁と洪水対策本部が協調する以外の道はない」と述べた。

 クロンサームワー区では浸水した地域の住民数百人がサームワー運河の水門を開け水を流すよう要求し、近隣の道路を封鎖したり、警官を押しのけて土のうの堤防を壊すなどした。インラク首相は31日、水門をより広く開けるよう都庁に命じたが、都庁は洪水が拡大するとして強い不満を示している。こうした中、水門の一部が住民により破壊され、都庁は修復作業に乗り出した。

 インラク首相はタクシン元首相の妹、スクムパン都知事は反タクシン派の民主党に所属している。
《newsclip》


新着PR情報