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〈企業インタビュー〉人材紹介 Wide Spread Intertrade Recruitment

2011年11月11日(金) 21時48分(タイ時間)

Wide Spread Intertrade Recruitment Co., Ltd.
片桐 由紀 氏 (Sales Executive)

アジアを中心に8各国・地域15拠点

——人材登録状況についてお聞かせください

 弊社は、アジアを中心に世界8カ国・地域、15拠点の規模を誇る人材派遣大手「ファローリクルート」グループです。現在の登録数は4万人強。強力なネットワークの下、熟練技術者といったタイでは容易に見つけることのできない人材も確保しています。

 さらに人気求人サイトと提携。タイで働きたい日本人のほか、タイ人人材の確保にも注力しています。

——人材に対する企業の要望は?

 日系企業が人材に求めるものは、「即戦力」の一言に尽きます。日本人の採用率が高かったのは、4~5年前まで。当時はご紹介すれば、2人に1人が採用という時代でした。

 その後、リーマンショックといった世界的な不況のあおりで、ほとんどの企業が現地雇用を再検討。貢献できない人材は解雇されていきました。現在は景気が上向きになっているものの、数よりは質、すなわち即戦力が求められています。ほか、日本人としての品格、礼儀、感覚、考え方、文化、習慣などは当然のごとく求められます。

——需要に対しての供給は?

 ご存知のとおり、日本では今や「ものづくり」の衰退が懸念されています。技術職を希望する若者が少なく、後継者の輩出が難しくなっています。熟練技術者が自らの技術を引き継がせる相手がいないのです。

 そのような貴重な存在の熟練技術者が、タイでの再就職を希望して登録に訪れます。この方たちこそ、タイ進出の日系製造業が求める人材です。

——日本からタイ、もしくはタイ国内での転職で求職者が考えるものは?

 日本から来られる方はどうしても、タイの給与や待遇を日本のレベルで評価してしまいます。週休2日制、残業代支給、住宅手当、家族手当ての支給までも日本同様に希望される方が、意外と多いのです。しかし、タイは日本と違って福利厚生が整っていません。

 参考までに、会社が面接のための渡航費を負担してくれると思われる方がいますが、採用になるかどうか分からない段階では、そのような負担はないのが実情です。採用前は全て自己負担です。

 一方で、タイ在住の方はある程度、給与の相場や待遇を経験値で理解しています。タイでは、細かな諸手当が給与の総支給額に最初から含まれます。そこから所得税やタイ社会保険などが引かれ、残った額が手取りとなります。

 福利厚生が整っていない分、タイでは日本人であっても、一社で一生涯の仕事をという意識が薄いようです。当然、現地雇用者の転職率は高くなります。給与アップ、ポジションアップなど、さらなる福利厚生の充実が期待できる会社を探すことになります。

——タイでの就職の経験は、日本帰国後に活かせるものでしょうか?

 タイは英語圏ではありません。英語のスキルアップは期待できません。しかし、他国民族との交流は、日本ではあまり経験できないでしょう。

 また、日系企業であっても、日本人がタイ人の部下を持つのが珍しくありません。管理力のスキルアップが期待できます。

——御社紹介による海外への転職の可能性は?

 ファローグループはタイをはじめ、中国、香港、ベトナム、シンガポール、インドネシア、オーストラリアなど8カ国・地域に15拠点を構えています。例えばタイでの仕事の契約が終了、次はジャカルタを希望といった場合、グループ内での紹介が可能です。各地とも日本人が駐在しているので安心です。

——アセアン+6の「アセアン共同体」の発足に伴う求人・求職の変化などは?

 アセアンという地域に変化が訪れようとも、タイで政権が何度変わろうとも、日系企業の進出の減速、もしくは撤退が起こるとは思えません。日本企業がある限り、日本人の現地雇用とタイ人通訳者の雇用が減ることはないでしょう。

——ありがとうございました

Wide Spread Intertrade Recruitment Co., Ltd.
住所: 52 Thaniya Plaza Bldg., 11th Fl., Silom Rd., Suriyawonge, Bangrak, Bangkok 10500
電話:0-2231-2760 Eメール:jp@wsjob.com
《newsclip》


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