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水流せ 被災住民、バンコク北部の土のう撤去

2011年11月14日(月) 13時33分(タイ時間)
【タイ】洪水の南下を防ぐためバンコク中部の北側に設けられた大型土のうの堤防「ビッグバッグ」が住民によって約10メートルにわたり撤去され、都内に水が流れ込んでいる。タイ当局はビッグバッグで洪水の流入を緩和し、その南を東西に走るバンスー運河でそれ以上の南下を食い止めることに成功。ビッグバッグとバンスー運河の間の浸水地域でも徐々に水位が下がっていた。しかし、ビッグバッグに穴が開いたことで、洪水が悪化する懸念が生じている。

 ビッグバッグを撤去したのはバンコク北部ドンムアン区の住民。数週間に渡り、悪臭を放つ水の中で生活を強いられ、水を流して洪水の水位を下げようとした。土のうの撤去は12、13日に行われた。

 この問題をめぐっては、ドンムアン区選出のタクシン元首相派与党議員がビッグバッグの撤去を認めたという報道が流れ、政府が否定。反タクシン派のバンコク都知事とタクシン派の政府の対立も再燃している。

 一方、バンコク西部では14日、幹線道路のラマ2世通りを住民が封鎖し、浸水した地区の排水をバンコク都庁に要求した。都庁がポンプを追加し排水作業を急ぐと約束したことから、住民は数時間後に散会した。

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14日に現場を視察したスクムパン・バンコク都知事 (写真提供、バンコク都庁)

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《newsclip》


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