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中国、タイなど4カ国 メコン川中流域で合同警備

2011年11月30日(水) 17時09分(タイ時間)
【タイ】タイ政府は29日の閣議で、メコン川中流域の治安強化に向け、中国、ラオス、ミャンマーの3カ国と共同で警備・監視システムを設けることを了承した。メコン川の中国雲南省関累港からタイ北部チェンセン港までの区間で貨物船の安全運航を図るため、各国が連携して水上パトロールを行う。タイの担当はタイ、ミャンマー、ラオスの3カ国の国境であるゴールデントライアングルからチェンセンまで。

 メコン川では10月に中国の貨物船2隻が襲撃され、中国人船員13人が殺害された。この事件についてタイ政府は当初、10月5日にチェンセンでタイ軍兵士が2隻を強制捜索し、船内で麻薬容疑の中国人1人を射殺、覚せい剤92万錠を押収したと発表したが、その後8日までに、貨物船の船員12人の遺体がチェンセン港に流れつき、「捜索」に加わったとされるタイ兵9人が殺人などの容疑で逮捕される事態に発展した。ゴールデントライアングル一帯は麻薬生産・流通の一大拠点で、今回の事件については、背後に麻薬業者とタイ軍の癒着があるという見方もある。

 事件を重視した中国政府はタイ、ラオス、ミャンマーの閣僚を北京に呼び、メコン川の治安強化に協力するよう要請。事件から2カ月で今回の枠組みをまとめた。
《newsclip》

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