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発禁の国王評伝をタイ語訳、タイ系米国人男性に懲役2年半

2011年12月8日(木) 17時12分(タイ時間)
【タイ】インターネット上でプミポン・タイ国王(84)を批判したとして、タイ系米国人の男性(55)がタイで不敬罪に問われた裁判で、一審のタイ刑事裁判所は8日、被告に懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡した。被告は控訴せず、国王に恩赦を請願するもよう。

 被告は米コロラド州在住の自動車セールスマン。米国在住中の2007年から2010年にかけ、タイ国内で発禁となっている米国人ジャーナリストによるプミポン国王の評伝「ザ・キング・ネバー・スマイルズ」の一部をタイ語に訳して自分のブログに掲載し、今年5月にタイを訪れた際に逮捕された。裁判で罪を認めたため、刑期は当初の半分に減刑された。

 不敬罪はタイ国王夫妻と王位継承者への批判を禁じたもので、違反した場合、1件につき最長15年の懲役刑が科される。特権階級を中心とする反タクシン元首相派と反王室のイメージが強いタクシン派の政治抗争が激化する中、不敬罪は頻繁に適用されるようになり、今年11月には、携帯電話で王室を批判するショートメッセージ4通を送信したとして、61歳のタイ人男性が懲役20年の実刑判決を受けた。

 外国人が服役したケースでは、国王のポスターに黒ペンキをスプレーしたスイス人男性が2007年に懲役10年、著書で王室を批判したオーストラリア人男性が2009年に懲役3年の実刑判決を受け、いずれも数カ月服役した後、恩赦で出獄し、タイを出国した。
《newsclip》


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