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鉄鋼世界最大手アルセロールミタル、タイのGスチールへの出資取り止め

2011年12月22日(木) 10時07分(タイ時間)
【タイ】経営危機に陥っているタイの熱延コイルメーカー、Gスチールは21日、鉄鋼世界最大手アルセロールミタルのGスチール・グループへの出資が不調に終わったと発表した。アルセロールミタルは今年3月、Gスチールの増資株(発行株式の40%)を75億バーツで取得し、同社に5億ドルを融資することなどでGスチール側と合意したが、出資条件が満たされなかったとして、今月15日に契約破棄を通告した。

 Gスチールは今後、アルセロールミタルと再交渉するほか、別の投資家2者とも出資交渉を進め、2012年2月までに出資約束を取り付けたいとしている。

 Gスチール(旧社名サイアム・ストリップミル)はタイの鉄鋼財閥SSP(泰興鋼管)グループのソムサック・リーサワットラクン(李石成)氏が日本企業と合弁で設立し、2000年に運転を開始した。稼働率低迷で2001年に会社更生手続きの適用を申請、その後、経営再建を進め、2008年に同業のナコンタイ・ストリップミル(現GJスチール)を買収したが、2009年に再度債務不履行に陥った。年産能力はGスチールとGJスチールを合わせ約250万トン。2社の負債総額は9月末で計約370億バーツ(約930億円)。Gスチールは2009年、2010年と連続して年100億バーツ超の赤字を出した。
《newsclip》


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