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タイ軍幹部らが国王側近に新年祝賀 警察長官は姿見せず

2011年12月29日(木) 20時34分(タイ時間)
【タイ】29日、プミポン・タイ国王の諮問機関である枢密院の議長、プレム・ティンスラーノン氏(元首相、元陸軍司令官)のバンコク都内の私邸を、ユタサク国防相(元国防省次官)、プラユット陸軍司令官らタイ軍幹部、パーンシリ警察副長官ら警察幹部らが新年の祝賀のため訪れた。タクシン元首相の元妻の兄のプリアオパン警察長官は姿を見せなかった。

 ユタサク国防相が花のバスケットを贈呈。プレム議長は、今でも自分は軍の一部だと述べた上で、いかなる状況にも対応できるよう団結の必要性を訴えた。

 プリアオパン長官は同日、タイ中部のアユタヤ県などを視察。プリアオパン長官がプレム邸を訪れなかった理由について、タイ警察はニュースクリップの電話取材に対し、コメントを拒否した。

 プレム議長は91歳。プミポン国王の代理人的な立場で、政財官界に極めて強い影響力を持つ。年末やタイ正月、自身の誕生日前日などには毎年、現役の軍、警察の最高幹部が祝賀に訪れることから、軍の最終的な人事権はプレム氏が握っているという見方がある。

 タイでは今年7月の下院総選挙でタクシン派が過半数を制し政権に復帰した。タクシン派の多くはプレム議長を反タクシン派の黒幕とみなし、一方の議長は反王室的な要素を含むタクシン派に対し警戒感を隠さず、両者は鋭く対立している。
《newsclip》


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