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兄の宿敵? インラク首相、プレム議長と初対面

2012年1月22日(日) 23時05分(タイ時間)
【タイ】バンコク都内のタイ陸軍クラブで19日に開かれたタイ陸軍記念日の晩さん会で、インラク首相(44)とプミポン国王の側近であるプレム枢密院議長(91)が初めて顔を合わせた。インラク首相はタクシン元首相(62)の妹、プレム議長はタクシン派が反タクシン派の黒幕とみなす人物で、にこやかな笑顔の中にも緊張をはらんだ初対面となった。

〈プレム・ティンスラーノン〉
 1920年、南部ソンクラー生まれ。1978—1980年陸軍司令官。1980—1988年首相。プレム政権は非議員のプレム氏が特権階級や軍の威光を背景に首相を務める変則的な政治体制で、「半分の民主主義」と呼ばれた。プミポン国王の信頼があつく、1988年の首相退任時に枢密顧問官に任命されるとともに、「ラタブルット(国家功労者)」の称号を受けた。1998年から枢密院議長。
 政財官界に極めて強い影響力を持つ。年末年始やタイ正月、自身の誕生日前日などには毎年、現役の軍、警察の最高幹部が祝賀に訪れることから、軍の最終的な人事権はプレム議長が握っているという見方がある。
 結婚したことはなく、最近は公の場に若い男性にエスコートされ登場することが多い。
 2006年のクーデターで追放されたタクシン元首相は首相在任中、政府による行政機構、軍の完全掌握を図り、政権末期にはプレム議長と激しく対立。クーデター後は議長を「クーデターの黒幕」「スーパーパワー」などと呼び、「二重政権状態を作り出した」と批判した。タイには不敬罪があり、国王批判は刑事罰の対象となる。
《newsclip》


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