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気象予報、ダム管理、植林 タイ政府が治水計画発表

2012年1月23日(月) 01時50分(タイ時間)
【タイ】タイのインラク首相は20日、昨年9—12月にタイ中部を襲った大規模な洪水を受け策定した治水計画を発表した。▽気象予報システムの整備▽植林、森林の保護▽ダムの水量の適正管理▽運河の修理・掘削、排水ポンプの整備▽堤防など工業団地の洪水対策向けの低利融資▽治水の指揮系統一本化——などで、2012年は予算181億バーツを計上する。

 昨年の洪水はピーク時の水量が満水時の琵琶湖の3分の2という規模で、チャオプラヤ川流域の平野を巨大な湖が南下する形となった。中部のアユタヤ県とパトゥムタニ県では工業団地7カ所が水没し、ホンダ、ソニーなど日系企業400社以上を含む700社以上の工場が浸水。洪水は10月下旬にバンコクに達し、ドンムアン空港(旧バンコク国際空港)や大学、大型ショッピングセンターを含む都内の半分以上が数十センチから2メートル以上の水に浸かった。未曾有の大洪水を受け、タイ国家経済社会開発委員会(NESDB)は2011年のタイの国内総生産(GDP)伸び率見通しを3・5—4%から1・5%に引き下げた。タイ政府によると、昨年6—10月の降雨量はタイ北部で例年の39%増、中部で22%増だった。
《newsclip》


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