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タイの2大ダム 貯水量が前年比3割増 洪水懸念で放水

2012年1月31日(火) 00時36分(タイ時間)
【タイ】タイ北部の大規模ダム、プミポンダムとシリキットダムの貯水量が昨年の同じ時期を3割以上上回っていることから、タイ当局が放水を開始した。

 30日時点でプミポンダムは貯水量112・9億立方メートル、貯水率84%で、前年同日の貯水量74・9億立方メートル、貯水率56%を大きく上回っている。

 シリキットダムも前年同日の貯水量66・6億立方メートル、貯水率70%に対し、30日時点で貯水量78億立方メートル、貯水率82%だった。

 タイでは昨年9—12月、バンコクなど中部で、ピーク時の水量が満水時の琵琶湖の3分の2に相当する160億立方メートルという大洪水が発生し、ホンダ、ソニーなど日系企業400社以上を含む700社以上の工場が浸水するなど大きな被害が出た。

 タイ政府は昨年6—10月の降雨量がタイ北部で例年の39%増、中部で22%増に達し、洪水を引き起こしたと主張している。しかし、プミポンダムとシリキットダムがぎりぎりまで水を貯めた後、一気に放水を始めたことで被害が拡大したという指摘もあり、ダムの水量管理には厳しい視線が注がれている。
《newsclip》


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