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東レ、シンガポールで逆浸透膜受注 アジア最大の海水淡水化プラント向け

2012年2月12日(日) 15時00分(タイ時間)
【シンガポール】東レは10日、シンガポールのチュアス海水淡水化プラント向けの逆浸透(RO)膜エレメントを受注したと発表した。同プラントは生産水量が日量31万8500立方メートルで、中東を除くアジア域内の海水淡水化プラントでは最大規模。シンガポールの大手水事業会社ハイフラックスが開発運営し、現在稼動中のシンガポール初の大型海水淡水化プラントであるチュアス海水淡水化プラントの隣接地に建設される。RO膜エレメント納入は2012年中、プラントの稼働開始は2013年の予定。

 水資源が乏しい島国のシンガポールは持続的な水供給システムの確立を目的として、「国家の4つの蛇口」(国内の貯水池、輸入水、再生水、脱塩水)とうたった政策を実行中。この中で、隣国マレーシアからの2061年を期限とする輸入水契約への依存度を下げていくため、雨水の集水地域を国土の66%まで拡大するとともに、現在3割程度を占める下廃水再利用水の利用の拡大と、海水淡水化設備の増強を積極的に推進している。

 東レはシンガポールで、チュアス海水淡水化プラント(生産水量13万6400立方メートル/日、2005年稼動開始)、チャンギ下水再利用プラント(生産水量22万8000立方メートル/日、2010年稼働開始)など大型プラントへのRO膜エレメントの納入実績を持ち、シンガポールの水道事業関連のRO膜エレメントのシェアは約6割に上る。
《newsclip》


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