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バンコクの爆発事件、クアラルンプールで3人目の容疑者逮捕

2012年2月16日(木) 00時57分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、14日午後、バンコクのスクムビット・ソイ71通り周辺の民家と路上で爆弾3発が爆発し、爆弾を所持していたとみられるイラン人の男が両足切断の重傷を負い、タイ人の男女4人がけがをした事件で、15日、事件に関係しているとみられるイラン人の男がクアラルンプールで逮捕された。男は爆発が起きた民家から爆発直後に立ち去り、14日夜、バンコクのスワンナプーム空港発のエアアジア機でクアラルンプールに移動していた。

 この事件で逮捕されたのは重傷を負った男と14日夜にスワンナプーム空港で逮捕されたイラン人の男を含め3人となった。このうち1人は今月8—13日にパタヤの「トップタイホテル」に宿泊。もう1人は8日にソウル発のタイ航空機でタイに到着していた。

 今回の事件についてタイ治安当局は使用された爆発物が13日にニューデリーで起きたイスラエル大使館員の車爆破事件のものと類似しているとして、容疑者グループがバンコクでイスラエル人外交官を狙ったテロを企てていた可能性があるとみている。タイ政府は当面のテロ対策として、イランなど中東からの旅客の入国審査を厳しくするとともに、国民に対し、不審な外国人がいたら警察に通報するよう呼びかけている。

 タイ政府のチャルーム副首相、スラポン外相らは観光への影響を懸念し、「テロ」という言葉を避けているが、すでにバンコク都内のカオサン通りなど西洋人旅行者が多い地区では客足が減り始めているという。

防犯カメラに民家爆発の瞬間

 爆発事件の容疑者らが住んでいた民家は日本人が多く住むエカマイ通りに隣接した地区にある。民家前の防犯カメラの映像には爆発で家の破片が道路の反対側まで飛び散る様子が映っていた。周辺の住民は爆発直後に民家の前に集まったが、血を流した容疑者の1人が両手に器具を持ちカバンを背負って家から出てくると、クモの子を散らすように逃げ去った。

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爆発があった民家
《newsclip》


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