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バンコク都内に謎のステッカー テロの逃走経路目印?

2012年2月21日(火) 16時17分(タイ時間)
【タイ】20日、バンコク都内のプルンジット通り、スクムビット通りなどの周辺50カ所以上で交通標識や電柱などに「SEJEAL」と印刷されたステッカーが貼られていたことが明らかになった。今月14日にバンコク都内で起きた爆発事件の容疑者の1人が宿泊したホテルの客室で同じステッカーがみつかっており、タイ警察は爆発事件を起こしたグループがテロ攻撃の際の逃走経路の目印としてステッカーを貼りつけた可能性があるとみて、捜査を進めている。

 14日の事件では、バンコク都内スクムビット・ソイ71通り周辺の3カ所で爆弾が爆発し、爆弾を所持していたとみられるイラン人の男が両足切断の重傷を負ったほか、タクシー運転手の男性らタイ人の男女4人がけがをした。最初の爆発はイラン人の男女数人が住んでいた民家で起きた。爆発直後、イラン人の男3人が民家から足早に立ち去り、このうちの1人は爆弾とカバンを持って、表通りのスクムビット・ソイ71通り近くでタクシーに乗ろうとした。しかし、爆発で負傷し血を流していたためか、乗車拒否され、爆弾をタクシーに投げつけ爆発が起き、タクシーが大破した。男はさらに徒歩で逃げようとし、接近してきた警察のバイクに爆弾を投げようとしたが、自分の足下に落ちて爆発した。最初に爆発があった民家では高性能プラスチック爆薬C4を使った爆弾2発がみつかり、警察が回収した。

 この事件で、重傷を負った男のほか、14日夜、バンコクのスワンナプーム空港で別のイラン人の男が逮捕され、翌15日、前日夜にバンコクからクアラルンプールに飛行機で出国したもう1人のイラン人の男がクアラルンプールで身柄を拘束された。タイ警察はこのほかにイラン人の男女の逮捕状をとり、行方を追っている。

 イランは核開発をめぐりイスラエルとの間で緊張が高まり、2月13日にはインドの首都ニューデリーとグルジアの首都トビリシでイスラエル大使館関係者の車に爆発物が仕かけられ、ニューデリーでは爆発でイスラエル人外交官ら4人がけがをした。バンコクの事件で使用された爆発物はニューデリーの爆破事件のものと類似しているとされる。こうしたことから、タイ警察は逮捕されたイラン人らがイスラエル人外交官へのテロ攻撃を画策していたとみているもようだ。
《newsclip》


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