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三菱自、タイでエコカー生産開始

2012年3月5日(月) 00時35分(タイ時間)
【タイ】三菱自動車工業のタイの生産販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランドは1日、タイ東部チョンブリ県レムチャバン工業団地に建設した第3工場(年産能力15万台)で、小型乗用車「ミラージュ」の生産を開始したと発表した。「ミラージュ」はタイ政府が低燃費、低公害の小型車製造事業に優遇税制を適用する「エコカー」政策の認定モデル。排気量1200ccで、燃費は1リットル約22キロ、小売価格は38万バーツ(約102万円)からに抑える。タイでは28日に発売し、月販2000台を目指す。

 三菱自はタイで製造する「ミラージュ」を自動車需要の増加が見込まれる新興国やダウンサイジング化が進む先進国の双方の市場要求に合致する世界戦略車と位置付け、東南アジア諸国連合(ASEAN)、日本、欧州などに出荷する計画。日本では今夏の発売を予定している。日本と同等の品質を確保するため、日本人の検査員がレムチャバン工場に駐在し、出荷前に全数検査を行う。

 タイ政府はこれまでに、「ミラージュ」のほか、日産「マーチ」とホンダ「ブリオ」をエコカーに認定。このうち「マーチ」は2010年に生産が始まり、日本への輸出で話題となった。「ブリオ」は昨年3月に発売されたが、東日本大震災の影響で生産が一時ストップ。昨年10月にはホンダのタイ中部アユタヤ工場が洪水で水没し、生産が停止している。
《newsclip》