RSS

〈企業インタビュー〉 IMV (THAILAND)  振動試験機・振動測定機

2012年4月1日(日) 13時26分(タイ時間)

IMV (THAILAND) CO.,LTD. 五十嵐 敏和 氏 (President)

日本トップシェアの振動試験機メーカーがタイに進出

——御社概要をお聞かせください

 大阪の本社IMV(アイエムブイ)は1957年設立、振動試験機と振動測定機の製造販売およびテストラボ(受託振動試験所)サービスを手がけています。Jasdaqに上場、大阪、東京、名古屋に営業所とテストラボを置くほか、神奈川にソリューション部、英国ロンドンにテクニカルセンターなどを展開しています。
 工業製品がどの程度の振動に耐えられるのかを測るのが振動試験機、振動そのものの規模を測るのが振動測定機です。弊社グループは日本でトップシェアの販売規模、世界トップクラスの品質を誇るリーディングカンパニーです。

——タイ現法の設立について

 東南アジアではマレーシアに2010年10月、駐在員事務所を開設しています。取引先が当地に進出していたことがきっかけですが、やはり多くのメーカーが集中して一大製造拠点を築くタイに進出すべきと判断。一年後の昨年11月にタイ現法を設立しました。

 東部アマタ・ナコーン工業団地に事務所およびテストラボを構えます。本格稼働は3月末からを予定しています。

——タイでの御社製品の使用状況は?

 これまでの記録、お客様からのお問い合わせ、メンテナンスの実績などから概算すると、100台近くがタイに輸入されているようです。今後はタイ国内での営業活動で、弊社製品をご紹介していければと思っています。

 振動試験機と振動測定機は、ありとあらゆる分野で必要とされる製品です。盤谷日本人商工会議所の会員数は昨年1300社を超えておりますが、その7割にご使用していただくほどの積極的な営業を目指します。

——洪水被害からの復興・復旧の時期に重なりましたが?

 タイ進出を決定し会社設立に動き出したのは洪水発生の前であり、弊社としてもこのような事態は予測しておりませんでした。しかし折よく、弊社製品のメンテや浸水被害の査定などのお手伝いを迅速に開始できましたので、そういう意味ではタイミングがあったと思っています。

 現在、洪水で被災された弊社製品をご使用のお客様に対し、無償点検を実施しております。すでに30カ所以上のお問い合わせを受け、担当者が対応しております。

——タイ市場に投入する御社製品について

 日本同様の製品です。タイといえども、価格で攻めるといったことはありません。しかし将来的には、コストを最小限に抑えるなど進出先の市場のニーズに応えた製品の開発も必要だと思っております。少し先の話になりますが、現地生産化も今後の課題となってくるでしょう。

 日本で高い評価をいただいている、省エネ型の「エコシェーカー」は、タイ市場にもマッチすると思っています。電力消費量を抑え、その分だけ二酸化炭素の排出を低減させ、振動音も小さい。従来機と比較して電力消費量が半減という経済的効果の高さです。

——今後について

 テストラボの稼働を含め、3月末から本格稼働です。売り上げとしては当初毎年、前年比倍増を目指していきます。

 洪水というマイナスイメージにもかかわらず、タイは東南アジア最大の製造拠点としての地位を他国に譲ることはないでしょう。タイ現法の弊社も日本本社を抜くほどの勢いで、事業を展開していければと思っています。

——ありがとうございました


0225%20Interview%20IMV-2.jpg

IMV (THAILAND) CO.,LTD. 
住所:Amata Nakorn Industrial Estate Phase 9, 700/907 Moo 5 Tambol Hnongkakkha, Amphur Phanthong, Chonburi 20160
電話:0-3821-2226, 082-090-1452(太田), 080-2312-2420(細野)
ファクス:0-3821-2227
Eメール:service@imv.co.th (日本語)
ウェブサイト:http://www.imv.co.th/
《newsclip》