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東芝、シンガポールで排水処理技術開発

2012年4月16日(月) 12時51分(タイ時間)
【シンガポール】東芝は11日、半導体工場などにおける排水処理技術の開発に関する覚書をシンガポール政府公益事業庁(PUB)と締結したと発表した。シンガポール法人、東芝アジア・パシフィック傘下の組織として「水研究センター」を新設し、PUBの研究開発拠点である「ウォーター・ハブ」内で、研究開発に取り組む。

 シンガポールは水・環境技術の研究・開発・応用の拠点を目指す政策の一環として、ウォーター・ハブを設立し、国内外の入居企業にシンガポールの大学・研究機関と連携して水・環境技術の研究・開発を行うことのできる環境と、アジア太平洋地域へのビジネス拡大を目指すための拠点を提供している。

 東芝は2008年から、排水中に存在する有害物質やレアメタルなどの有価物を回収できる吸着剤である「機能粉注」という粉末を活用した産業用排水処理技術の開発を進めてきた。機能粉は薬品の代替となるうえ、再生利用できるため、薬品費や汚泥処理費を大幅に削減し、有価物回収ができるという点で、従来にない新しい水処理システムが構築できる。

 この技術の世界展開を加速するため、東芝はPUBと「機能粉を活用した排水処理プロセスの開発」に関する覚書を締結し、ウォーター・ハブ内に自社の研究所を開設。当面は機能粉を活用して半導体などの電子デバイスの製造過程で使用されるフッ素を含む排水から機能粉を活用してフッ素を分離するプロセス技術を開発する予定だ。
《newsclip》

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