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洪水で人気失墜? タクシン派与党、おひざ元で選挙連敗

2012年4月23日(月) 21時55分(タイ時間)
【タイ】タクシン元首相派の与党プアタイが地盤とされるタイ中部パトゥムタニ県の下院補選と県行政体長選挙で連敗した。パトゥムタニは昨年10—12月の洪水で県内の広い範囲が水没して甚大な被害を被っており、政府の洪水対応への不満が投票に影響したとみられている。

 パトゥムタニ5区選出のプアタイ所属下院議員がパトゥムタニ県行政体長選挙に出馬するため辞任し、21日に下院補選が行われた。パトゥムタニはタクシン派市民団体UDD(通称スアデーン=赤シャツ)のバンコク首都圏の拠点とされ、下馬評ではプアタイ有利だったが、野党民主党の候補が2万8156票で当選。次点のプアタイ候補は2万4255票だった。投票率は39・7%。

 翌22日投開票の県行政体長選挙は無所属で前職のカーン氏が21万4408票を集め、2位のプアタイ候補にほぼ倍の差をつけ、3選を果たした。投票率は47・7%。カーン氏は洪水時に強い指導力を発揮したとして県民の支持が高かった。選挙では野党プームジャイタイ党の支持を受けた。
《newsclip》