RSS

クアラルンプールの選挙改革要求デモ、治安部隊と衝突

2012年4月28日(土) 22時49分(タイ時間)
【マレーシア】マレーシアの首都クアラルンプールで28日午後、選挙改革などを求める座り込み行動に参加するため、中心部の独立広場(ダタラン・ムルデカ)に集まった群衆が警察の警戒線を越え、広場内に入ろうとし、治安部隊は催涙弾と放水で群衆を解散させた。一部逮捕者やけが人が出たもようだ。29日のマレーシア各紙が伝えた。

 座り込み行動は、選挙制度改革を求める非政府組織(NGO)連合の「ブルセ」が計画したもので、当初は市内各地から出発したデモ隊が独立広場に結集し、座り込みを行う予定だった。しかし、独立広場の使用を市当局が認めなかったため、主催者側は周辺のモスク(イスラム礼拝所)でひとまず「集会は成功した」と宣言し、群衆に平和的な解散を呼び掛けた。

 これに対し、一部の群衆は解散に応じず、警察の警戒線を越え、独立広場に強行突入しようとした。このため、午後2時50分ごろから警察は催涙弾や放水で群衆の解散させる強硬手段に出て、群衆は広場周辺の道路を逃げ惑い、一部は治安部隊に物を投げるなどして抵抗した。

 今回の行動の参加者は、主催者側の発表で15万人、警察の発表では2万5000人となっている。

%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%A3.jpg
クアラルンプール市内で28日、選挙制度改革を求める座り込み行動に向かう市民ら(主催者フェイスブックの公式アカウントより)

%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%A32.jpg
治安部隊が28日午後、催涙弾で群衆の解散を試み、鼻や口を押さえながら逃げる人々(主催者フェイスブックの公式アカウントより)
《newsclip》