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美しい仏像が安置された県 「チャチュンサオ」

2012年4月29日(日) 22時27分(タイ時間)

 20世紀初めに隣接するプラチンブリー県から独立した、バンパコン川を挟んで東西に長く広がる県。バンパコン川流域は古くから多くの集落が発達したとされ、プラチンブリー県まで川を上るとスコータイ時代以前のドヴァラヴァディー時代の遺跡が残る。チャチュンサオ自体は、アユタヤ時代のころからの町のよう。

 タイ政府がバンコク以東を東部臨海工業地帯(イースタン・シーボード)として開発、チャチュンンサオもこの国家事業に含まれたため、県内には工業団地がひしめくことになり、そこで働く日本人も多い。しかし、ほとんどがバンコクからの通勤で県内居住は少ない。

 チャチュンサオで最も知られた見どころは、市中心にそびえる寺院「ワット・ソートーン・ワララーム・ウォーラウィハーン(通称ワット・ソートーン)」。本尊は寺院の名前にもなっている「プラプッタ・ソートーン(ソートーン仏)」。アユタヤ王朝後期、仏像はバンパコン川を流れてきたところを祭られ、あまりの美しさに盗難を恐れた信者によって、セメントで塗り固められたという縁起が伝えられる。チャチュンサオ市民のみならず、バンコクや周辺県から多くの在家者が訪れる。

■人口:66万4000人(2008年12月、内務省自治局)。人口72万500人の島根県の9割ほど(2009年7月、県ウェブサイト)
■面積:5351平方キロメートル(県ウェブサイト)。面積5165平方キロメートルの愛知県ほど(県ウェブサイト)
■バンコクから82キロ(タイ道路協会)
《newsclip》