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英国も入国禁止解除 タクシン元首相、マンチェスターでサッカー観戦

2012年5月1日(火) 14時41分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、国外逃亡中のタイのタクシン元首相が英国を訪れ、1日、マンチェスター市で英サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド対マンチェスター・シティ(マンC)の試合を娘夫婦らと観戦した。英国は2008年以降、タクシン氏の入国を禁止していたが、タイの政治状況の変化を受け、解除した。試合はタクシン氏が元オーナーのマンCが1対0で勝利した。タクシン氏は一般席で観戦し、同氏の顔を覚えていたマンCのファンから記念撮影を求められるなどし、上機嫌だったもようだ。

 タクシン氏は2006年に軍事クーデターで首相の座を追われ、娘の留学先の英国に事実上亡命。2007年にマンCを約8200万ポンドで買収し、翌年約2億ポンドで中東の投資会社に売却した。2008年にタイで汚職で懲役2年の実刑判決を受けたため、英国が滞在許可を取り消し、タイにも帰国できなくなり、現在はドバイに拠点を置いている。 

 2009年には反タクシン派政権によりパスポートを破棄され、その後は投資などを通じ取得したモンテネグロなどのパスポートを使用していたが、入国出来ない国もあり、行動は制約されていた。しかし、昨年7月のタイの総選挙でタクシン派が勝利し、タクシン氏の妹のインラク氏が首相に就任したことから、状況が一変。同年8月には、それまでタクシン氏の入国を認めていなかった日本から特別許可を得て訪日を果たし、その後、韓国、シンガポール、ミャンマー、ネパール、ラオスなどを訪問した。同年10月にはインラク政権の指示を受け、タイ外務省がタクシン氏にパスポートを再発行した。
《newsclip》


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