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区長ら4人、至近距離から射殺 タイ深南部

2012年5月4日(金) 12時54分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、タイ深南部(ヤラー、ナラティワート、パタニーの3県とソンクラー県の一部)でイスラム過激派によるとみられるテロ事件が相変わらず頻発している。

 1日にはパタニーでバイクに仕かけられた爆弾が爆発し、兵士3人が死亡。ナラティワートでは村の自警団の検問所が銃撃を受け、自警団員2人が死亡した。4日にはヤラーで父子が乗ったピックアップトラックが銃撃を受け、父親(42)が死亡、息子(7)が重傷を負った。ナラティワートでも自警団員1人が射殺された。

 3日午後、パタニー県内を走行中の乗用車がピックアップトラックから銃撃を受け、乗用車に乗っていた地元区長と区職員の男女計4人が死亡した。犯人は乗用車が銃撃を受け木に衝突して停車した後、車内にいた4人を至近距離から射殺し、車内にあった職員、自警団員らの給与約30万バーツと銃を奪い、逃走した。4人はいずれもタイ系仏教徒。

 タイ深南部は都市部に中国系、郊外にマレー語方言を話すイスラム教徒が多く居住し、タイ語、仏教徒が中心のタイで異質の地域となっている。タイからの独立を求めるマレー系イスラム過激派による武装闘争が2001年から激化し、これまでに5000人以上が銃撃、爆破などで死亡した。
《newsclip》


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