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ミャンマーの攻撃を迎え撃つ歴史的な要衝 「ターク」

2012年5月17日(木) 16時59分(タイ時間)
 タイ有数の面積を誇り、ミャンマーとの長い国境線を有する、山に囲まれた大きな県。ミャンマーの攻撃を迎え撃つ要衝とされ、スコータイ王朝のラムカムヘン、アユタヤ王朝のナレースワンやナライ、トンブリー王朝のタクシンといった歴代の王が、タークに兵を集結させた。現在は友好橋で知られたメーソットなど、タイ人やミャンマー人のほか、カレン族やリス族といった少数民族が行き交う、多民族な国境貿易の拠点として栄えている。

 ミャンマー側では今でも、政府軍と少数民族の間で戦闘が続いており、国境を越えてターク側にも飛び火している。メーソートを中心に、北はメーラマート、南はウンパンにかけて、戦火を逃れてきた少数民族(多くがカレン族)が国境線に沿って難民キャンプを形成している。

 ただそこは、家や集会所を建て、診療所や雑貨屋を開くなど、難民キャンプのイメージとは程遠い立派な「村」。彼らがタイ人でないと分かるのは、着る服や話す言葉からで、車で通り過ぎるだけでは難民キャンプとは気付かない。

■人口:53万8300人(2008年12月、内務省自治局)。人口59万1400人の鳥取県(日本最少)の9割ほど(2009年6月、県ウェブサイト)
■面積:1万6406平方キロメートル(タイ政府観光庁ウェブサイト)。面積1万5279平方キロメートルの岩手県ほど(県ウェブサイト)
■バンコクから426キロ(タイ道路協会)
《newsclip》


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