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タイ航空社長解任、政権交代で圧力か

2012年5月22日(火) 00時12分(タイ時間)
【タイ】タイ国際航空は21日の取締役会で、ピヤサワット社長(58)を6月21日付で解任することを決めた。解任理由は「取締役会との意思疎通に問題があった」(アムポン・タイ航空会長)ためで、後任の社長が決まるまで、チョークチャイ副社長が社長代行を務める。

 タイ航空は様々な利権が絡むタイ屈指の国営大企業で、その社長ポストは政治情勢に左右されることが多い。ピヤサワット氏は2009年、当時の反タクシン元首相派アピシット政権により、タイ航空の社長に起用された。経営合理化を進め、タイ証券アナリスト協会から2011年のサービス部門ベストCEO(最高経営責任者)に選ばれるなど、手腕を振るったが、昨年7月の下院総選挙でタクシン派インラク政権が誕生し、ピヤサワット氏の解任は時間の問題という見方が出ていた。

 タイ航空は従業員約2万6000人、運航機数89機。1—3月期は売上高551億バーツ、最終利益36億バーツだった。

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1953年生まれ。英オックスフォード大学数学科卒(首席)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス経済学博士。タイ・エネルギー省に入省し、1994—2000年、2001—2002年に国家エネルギー政策委員会事務局長を務めた。首相府広報局長、首相府副次官などを経て、2003年に退官し、カシコン銀行の資産運用会社カシコン・アセット・マネジメントの会長に就任。2006—2007年のスラユット内閣でエネルギー相。2009年からタイ国際航空社長。
《newsclip》


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