RSS

スー・チー氏帰国、ミャンマー大統領は訪タイまた延期

2012年6月4日(月) 10時01分(タイ時間)
【タイ、ミャンマー】ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)を率いる民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チー氏は3日、タイ訪問を終え、帰国した。

 スー・チー氏は5月29日、24年ぶりにミャンマーを離れ、空路バンコクに到着。翌30日、ミャンマー人出稼ぎ労働者が多いバンコク近郊のサムットサコン県を視察した。31日、6月1日はバンコク都内で開催された世界経済フォーラム(WEF)東アジア会議に出席。2日にタイ北西部のミャンマー難民キャンプを訪れた。

 スー・チー氏は一連の視察で、タイで暮らすミャンマー人出稼ぎ労働者、難民の人権保護を訴えた。WEFでの演説では対ミャンマー投資で雇用創出を重視するよう呼びかけた。

 タイにはミャンマーからの出稼ぎ労働者が合法、違法を含め、250万—300万人いると推定される。ミャンマー国境に近いタイ北西部の難民キャンプでは少数民族を中心に十数万人のミャンマー難民が生活し、国連や非政府機関(NGO)が援助を行なっている。タイで生活するミャンマー人の多くは国による保護・支援が受けられず、搾取の対象になっている。

 一方、ミャンマーのテイン・セイン大統領は当初予定していたWEF出席を取り止め、その後予定を入れた4、5日のタイ訪問も1日になって延期した。理由は明らかになっていない。
《newsclip》

特集



新着PR情報