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〈スペシャリストに聞く〉 ポンテープ・ママニー医師

2012年6月8日(金) 17時12分(タイ時間)

PornthepMamanee,MD

 米国にてスポーツ医学を学び、特別研究員として臨床を行う。10年ほど前にバンコク病院のスポーツ医専門の医師に。当初は少なかったスポーツ医学の患者も徐々に増え、昨年は約400人の患者に内視鏡手術を行う。今年、バンコク病院スポーツ・運動医学アカデミー BASEM(Bangkok Academy of Sports and Exercise Medicine)を開設。

——スポーツ医学とはどのような治療でしょうか?

 スポーツ選手が負傷した場合、そのケガを治すことのみならず、少しでも早くスポーツに復帰することが重要です。スポーツ医学は体の機能を回復させるだけではなく、選手が元どおりの体で再びスポーツできるように治療する科です。

 私はスポーツ医学専門医として、体の負担の少ない治療法、例えば内視鏡による低浸潤手術を数多く経験しました。今回、BASEMを開設することになりましたが、これは東南アジアで唯一、FIFA(国際サッカー連盟)の認定するメディカルセンターです。FIFA認定のメディカルセンターはヨーロッパや南アメリカを中心に世界22カ所あり、アジアではBASEMが、日本とカタールに次いで3カ所目となります。

 FIFAの認定を得るのは容易ではありません。医療レベルはもちろんのこと、予防医学、研究、そして社会貢献の4点において国際水準と判断された医療機関にのみ許可されます。

——FIFAということは患者は主にサッカー選手となるのでしょうか?

 私自身がサッカーのタイ代表やプレミアリーグの顧問医をしていることもあり、サッカー選手が多く来院していることは確かです。しかしもちろん、BASEMの専門分野はサッカー選手だけではありません。
例えばテニスです。私も趣味でテニスを楽しみますが、米国ではタイ人として唯一、ATP (Association of Tennis Professional)の顧問医としての認定を受けています。ATPがタイでツアートーナメントを開催したときも、顧問医として選手の健康管理を行いました。

 私の患者さんの中には、日本で活躍する選手もいます。オートバイレースの全日本ロードレースで優勝をしたチャランポン・ポラマイ選手とデチャ・クライサー選手で、2人とも私の患者さんです。全身の骨が折れるような大きなケガをしたことがありますが、バンコク病院で治療をして復活を果たしました。日本のロードレースで優勝を飾った2人を、私は誇りに思っています。

——スポーツメディスンに通うのはどのような人たちですか?

 スポーツで体を痛めるのは、主に次の2つです。まずは体の部位の使い過ぎにより、疲労して痛めてしまう場合です。ゴルフ肘や、テニス肘などが代表的です。もう1つは、アクシデントによりケガをしてしまう場合です。サッカー、テニス、マリンスポーツなどのプレー中のアクシデントで来院される方が多いですね。

 BASEMでは治療を行うだけではありません。さまざまな専門家がチームを作ってサポートします。例えば栄養学、予防医学、リハビリ、パフォーマンス向上、心理学などの専門家です。

 最も大切なのは患者さんの運動に対する希望です。希望というのは大きく3つに分けられます。スポーツ選手として体作りをするRegularly Level、趣味でスポーツを楽しむための体作りをするRecreational Level、そして運動不足解消のためにスポーツを楽しむExercise Levelです。このような希望に沿って多方面からのアドバイスを行います。

——私たちのような一般人にとってのスポーツ医学は?

 Sports and Exercise Medicine という名のとおり、スポーツだけでなく運動の専門アカデミーでもあります。これも大きく分けて3つあります。まず年齢を重ねるごとに体が動きづらくなってきたが、好きな運動やスポーツを末永く続けて行きたい方へのサポートです。例えばゴルフ、ランニング、サイクリング、などがあります。次に健康管理の一環として体重コントロールや適度な運動をしたい方へのサポート。そして最後に、糖尿病など何か持病があってその症状の改善のために運動療法したい方へのサポートです。

 いつまでも元気でいるために、BASEMは健康な体作りをあらゆる面からサポートしています。ぜひ一度ご相談にいらっしゃってください。

チャランポン・ポラマイ選手とデチャ・クライサー選手の参考ウェブサイト(日本語):
http://www.superbike.jp/news/2012/04/12_4.html


newsclipスタッフが体験分析
体成分分析機「Inbody」

性別:男 年齢:44歳
身長:168cm 体重:79kg
 ↑肥満気味、典型的な中年体型

 部位別筋肉バランスや脂肪率、疾患状態や栄養不足などの指標となる水分バランスを2分以内で分析する「Inbody」。newsclipスタッフが分析してもらうと、……。(肥満関連項目の抜粋で)体脂肪量:25.0(標準範囲7.5—14.9)、見かけ上の肥満(BMI):27.8(同18.5—25.0)、体脂肪率:31.9(同10.0—20.0)といった結果に。着やせしているだけで、見た目以上に肥満。

——ポンテープ先生からのアドバイス

 ジョギングや水泳など、ある程度の時間をかけてゆっくり行う有酸素運動が必要ですが、この値ですと運動だけでは不十分です。カロリーコントロールのために、食生活を改善してください。

 特に炭水化物、脂身、アルコールなどの飲食で、カロリー摂取過多は起こります。コーラなどは一般のビールよりカロリーが高いのでなおさら注意。

 運動しても体重が減らない場合がありますが、筋肉が増強されている可能性も。そのときは改めて分析してください。

バンコク病院 ジャパン・メディカル・サービス
2 SoiSoonvijai 7, New Petchburi Rd., Bangkok 10310
Tel: 66-2310-3257 Fax:66-2755-1257
E-mail :jpn@bgh.co.th URL:www.bangkokhospital.com
《newsclip》


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