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三菱重工、シンガポール法人を統合・集約

2012年7月2日(月) 16時42分(タイ時間)
【シンガポール】三菱重工業は10月1日付で、シンガポールにある複数の現地法人に分散している事業を統合・集約し、新会社を発足させる。

 具体的には、環境・化学プラント事業をメインとして手がけているMHIインダストリアル・エンジニアリング&サービス(MIES)を承継会社とし、ミツビシ・ヘビー・インダストリー・シンガポールが担っている船舶・海洋、冷熱事業の営業機能と調達を含むコーポレート機能を、また、ミツビシ・パワー・システム(アジア・パシフィック)が担っている原動機事業の営業機能を、それぞれMIESに統合・集約する。

 新たな体制始動に向け、3社は7月2日、合併契約を締結した。これを受け、三菱重工はMIESに対し追加の資本増強を行うことを決定した。

 新会社は現在MIESが手がけているCO2回収装置、ガス・石油生産設備、化学プラントなどの各種EPC(設計・調達・建設)事業、搬送システム、水処理設備などに加え、原動機事業本部、船舶・海洋事業本部、冷熱事業本部の営業拠点としての広範な事業活動を遂行していく。また、将来的には、総務・人事、資材調達、経理・資金などのコーポレート機能を強化し、アセアン・オセアニア地域のグループ会社へのコーポレート業務支援も実施していく。

 MIESは現在、東南アジアや中東などを対象とした受注・販売活動を積極的に展開しているが、同社のこの活動がシンガポール政府の輸出振興策の対象となったこと、また、独立行政法人日本貿易保険からの貿易保険が適用されたことなども、MIESを承継会社とする今回の統合・集約を後押しした。
《newsclip》

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