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タクシン派幹部 「憲法裁前での抗議集会は不要」

2012年7月4日(水) 16時35分(タイ時間)
【タイ】タクシン元首相派の政権与党プアタイとタクシン派市民団体「反独裁民主戦線(UDD、通称スアデーン=赤シャツ)」は3日、バンコク都内のショッピングセンター、インペリアルワールド・ラープラーオ前で集会を開き、集まった数百人の観衆に、憲法改正の必要性などを訴えた。

 タイの現行憲法は2006年の軍事クーデターでタクシン政権を追放した反タクシン派が制定したもので、任命制の上院議員、裁判官、選挙委員会委員らを通じ、反タクシン派が政治介入しやすい仕組みになっている。タクシン派は改憲による反タクシン派の司法・政治への影響力排除を狙い、新憲法案を起草する憲法起草議会を設立するための憲法291条改正案を国会に提出したが、同改正案は第3読会の採決直前の6月1日、違憲かどうかの判断を下すまで審議を中止するよう憲法裁判所が命じ、改憲の動きは暗礁に乗り上げた。

 この問題について、憲法裁判決で下院議員を失職したばかりのジャトゥポン前議員は集会で、「慈悲のない人に慈悲を求めてもしょうがない」と述べ、タクシン派による憲法裁前での抗議集会は不要という考えを示した。

 憲法裁などタイの司法はタクシン派と反タクシン派の抗争が激化した2006年以降、タクシン派が勝利した2006年総選挙の無効化、タクシン派政党の2度にわたる解党、タクシン派首相の事実上の解任など、一貫してタクシン派に不利な判決を下し、タクシン派と特に憲法裁との対立が深まっている。

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《newsclip》


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