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洪水対策は土のう? 迷走続くサハラタナナコン工業団地

2012年7月10日(火) 23時39分(タイ時間)
【タイ】昨年10—12月のタイ中部大洪水で長期間水没したサハラタナナコン工業団地(アユタヤ県)の洪水対策が迷走を続けている。同工業団地は洪水以前に経営破たんしていたため、洪水後、タイ工業省とタイ工業団地公社(IEAT)が再建計画と洪水対策の取りまとめを約束していたが、調整が難航。被災した他の5つの工業団地が着々と堤防建設を進める中、サハラタナナコンは今に至るまで洪水対策の策定すらできていない状況だ。9日に現地を視察したポンサワット工業相は本格的な堤防建設を来年に先送りし、今年は兵士に土のうを積ませて対応するという泥縄式の対策を示している。工業省は今月15日、同工業団地の入居企業に現状説明を行う予定という。

 サハラタナナコン工業団地には自動車部品の丸順(岐阜県大垣市)、工業用バルブのヨシタケ(名古屋市瑞穂区)、物流・エレクトロニクスのカトーレック(東京都江東区)など46工場が入居。このうち、7月2日までに14工場が100%操業を再開、13工場が一部操業を再開し、5工場が閉鎖した。
《newsclip》


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