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New Latitude Wine(新緯度帯ワイン)

2012年7月11日(水) 17時42分(タイ時間)


ワインの産地は、フランスやイタリアなどの伝統的な南欧州を旧世界「オールドワールド」と呼ぶのに対し、米カリフォルニア、チリ、豪州などの新興国を長らく「新世界」と呼んで区分を明確にしてきたのは最近よく聞くようになりました。
ここに近年、新たに加わったのが、「New Latitude Wine(新緯度帯ワイン)」と呼ばれる産地。北緯・南緯ともに30~50度が最適な緯度帯とされてきたワインの醸造で、北緯50度以北のオランダ、デンマーク、ポーランド、北緯13~15度のタイで造られるワインは、かつての常識を超える存在として世界中のワインメーカーから注目を集めて始めています。
今回は2回に分けてタイワインの魅力をご紹介します。

タイにおける新経度帯ワインとは?
北緯13~15度のタイで造られるワインは、新経緯度帯ワイン産地の中でもトップクラスのクオリティを誇ります。

グランモンテ・エステート
ここの社長のVisoothさんはと私はBacchus時代からの知り合いで彼のお兄さんとは別のレストランを一緒にやったりして親交はありました。2年前に娘さんのNikkiさんがオーストラリアのアデレード大学醸造学部を卒業してから参画したニューチームはとても品質の高いワインをつくります。数年前と比べてびっくりする程美味しくなったとfacebookに投稿したらVisoothさんがワイナリーに来てくれということで見学することにしました。
広さは16ヘクタールでVisoothさんが15年前外資企業を退職してにこの地で土地を購入して始めました。

   彼らのつくるぶどうはいろいろな種類があります。それはまだ設立して14年、いろいろな品種を試して土壌に合ったぶどうを決めるため試行錯誤が続いています。余談ですが、スペイン特産品種テンプラリーニョは一番最初に植えた苗木だそうですが、うまくいかず、かといって抜くのも惜しいので記念に1区画だけ残していました。彼らの最初の愛犬の名前もTENでした。こちらもヴィンヤードにお墓がありました。

栽培方法は垣根仕立てがメインとなります。日本は棚栽培が普及していますが、垣根仕立て栽培は短い年数で収穫できるメリットがありますので、歴史が浅いタイのワイナリーは比較的こちらを選択しています。

   かなり丁寧に管理されていた。土はオーストラリアのテラロッサを思わせる赤い粘土質の土。他には砂利のような土壌もあった。収穫時はサテライトで先の天気を読んで雨の影響を極力減らす努力をします。
土壌にはセンサーが埋め込まれており、土が乾燥してきたら、スプリンクラーが自動でまわる等ハイテクも完備。
広さは16へクタール。土壌管理は父、醸造は娘が担当で総数約20人ぐらいのブティックワイナリー。
人の手を介して手摘みで丁寧に収穫。

   こちらは棚栽培式。ここではワインではなくジュース用のぶどうをつくっています。

   醸造はステンレスタンクがメイン、クリアで上品なワインをブレなくつくるにはこちらが適しています。クレンリネスも徹底していました。熟成過程でも毎週テイスティングして品質を確認しているとのこと。

   赤ワインと一部の白ワインはオーク樽で熟成させます。オークはフレンチとアメリカがあり、複雑性を出すにはこの二つが必須。ボトルもフランスから輸入しているという徹底ぶり。職人魂が垣間見えます。

次回はいよいよテイスティングコメントです。

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《newsclip》


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