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反タクシン派のアピシット前首相、赤シャツ姿に

2012年7月31日(火) 10時17分(タイ時間)
【タイ】29日にバンコク都内で開催された野党民主党の政治集会で、アピシット民主党党首(前首相)が民主党と対立するタクシン元首相派のシンボルカラーである赤いTシャツ姿になり、話題を呼んだ。アピシット党首は集まった観衆に、「タイ人はみな同じ権利を持っている。分断するのは止めよう」と呼びかけ、喝采を浴びた。

 アピシット氏は2008年末にタクシン派政権が憲法裁判所の司法判断で政権を追われた後、反タクシン派の連立政権を率いた。こうした経緯から、タクシン派市民団体「反独裁民主戦線(UDD、通称スアデーン=赤シャツ)」の標的となり、2009年には搭乗していた乗用車が暴徒に襲撃された。2010年にはバンコク都内の自宅にタクシン派市民が押し寄せ、大量の血をまくなどした。

〈アピシット・ウェーチャチーワ〉
1964年、両親の滞在先である英国のニューカッスルで生まれた。タイ国籍のほか、英国籍を持つ。英国の名門パブリックスールであるイートン校から英オックスフォード大学に進み、経済学修士号を取得。1992年にタイ下院に初当選し、1997—2001年首相府相、2005年からタイ民主党党首、2008—2011年首相と、超エリートコースを歩んだ。両親と姉は医師で、父は閣僚経験がある。妹は2006年の東南アジア文学賞を受賞した作家。アピシットはタイ語で「特権」を意味する。
《newsclip》


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