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無免許運転で9人死亡、タイ上流階級少女に執行猶予付き判決

2012年9月4日(火) 10時14分(タイ時間)
【タイ】タイのテレビ報道によると、2010年12月末、バンコク都内の高架高速道路で、旅客バンが乗用車に追突され、乗客9人がバンの車外に放り出されて下の一般道に転落するなどして死亡し、他の乗客5人が重傷を負った事件で、タイ中央少年家庭裁判所は8月30日、乗用車を無免許で運転していた18歳の女性(事故当時16歳)に対し、危険運転致死傷罪で、懲役2年、執行猶予3年の判決を下し、25歳まで自動車の運転を禁じた。

 女性は王室の後えいであることを示す姓を持ち、父親は退役陸軍大佐、親族には陸軍大将や大手工業団地の経営者、テレビ俳優らがいる。一方、被害にあった旅客バンの乗客は学生や会社員らがほとんどだった。事故直後、女性が高速道路の側壁にもたれかかりスマートフォンを操作している写真がインターネット上に公開されたこともあり、ネット上には女性や上流階級を批判する意見があふれた。

 この事故が起きた2010年の3—5月には、中低所得者層、地方住民を中心とするタクシン元首相支持派市民による反政府デモが、上流階級を中心とする反タクシン派政権に弾圧され、市民91人が死亡、1400人以上が負傷する政治混乱が起きていた。
《newsclip》


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