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〈業界事情〉 工作機械(NC円テーブル) 津田駒工業株式会社(TSUDAKOMA Corp.)

2012年9月20日(木) 14時35分(タイ時間)

辻野 伸 氏 (Chief Sales Engineer)

最後に求められるのは、やはり「メードインジャパン」

 あらゆる業界の日系メーカーが進出し、すでに出尽くした感があるにも関わらず、進出の勢いはむしろ増す一方のタイ。そのような日系メーカーに求められる工作機械も自国の日本製にとどまらず、選択肢は今や台湾製、中国製、タイ製などに広がっている。我々の主力製品であるNC円テーブルを取ってみても、各国製品の品質はこの数年で格段に向上してきた。しかし、工作機械に求められるものは価格でなく「精度」。NC円テーブルにおいてはまだまだ、そのようなニーズに応えられるのは「メードインジャパン」。それも自動車製造・自動二輪製造でメジャーシェアの津田駒製しかないといえよう。


極限の「精度」を出せるのは津田駒

 NC円テーブルは部品をワンチャッキングで高精度に加工する工作機械。あらゆる製造業のあらゆる生産ラインにおいて使用される、といっても過言ではない。

 業界をリードする当社製品は、自動車や精密機器はもちろん、航空機製造や造船に至るまで、日本のみならず世界各国の多くのメーカーに導入されている。カメラレンズのズーム部品の製造ではほとんどの日系メーカーの工場で、また米アップル社のiPhone/iPad製造工場でも当社製品が多数活躍している。

 タイにおいても同様だ。当社がタイで代理店契約を結んで輸入販売・サポートに乗り出したのは2011年4月だが、それ以前より製品が先行して普及している。ただ、多くの場合は顧客によって直接・間接に各々持ち込まれているのが現状だ。

 どのメーカーも製品の心臓部の造り込みには、絶対的な信頼をおける工作機械を当てる。その心臓部を造り込むNC円テーブルには、最大限の「精度」が求められる。1ミクロン単位で確実な精度を出せるのは、数ある製造国の中でも日本しかないだろう。そして、その中でも津田駒製品がそのトップにあると自負している。

アジア諸国向けの新タイプを導入

 タイには日本製ほか、台湾、中国、自国タイといった製造国のNC円テーブルがあるが、どの程度の精度が出せ、品質のばらつきをいかに抑えられるのかは未知。ある程度使い込んでみないと評価はできないだろう。

 それはタイだけではない。日本国内のあるメーカーが自国製と比較して半額程度の外国製NC円テーブルを導入したものの、期待したほどに精度が出ずに結局は日本製に戻したという話を聞いたことが多々ある。半額といっても高価であることには変わらない。高い授業料として割り切れたかどうかだ。

 品質では他国製の追随を許さない日本製とはいえ、タイを含むアジア諸国では価格が重要なセールスポイントとなるのも確かだ。当社も日本国内での主力製品であるハイクランプ仕様の「RNA」タイプと比較し、よりエコノミカルな「RNE」タイプをアジア諸国向けに販売している。価格を抑えたからといっても、高性能の日本製だ。昨年夏の発売以来、毎月100以上のペースで売り上げを維持、高い評価をいただいている。

 当社はテキスタイル(織機)製造から始まった創業103年の工作機械メーカーで、円テーブル製造で75年の実績を誇る。現在、タイやインドネシアなどにセールス・サービスネットワークを構築する準備を進めている。

タイ国内代理店 SIN-TAI DEVELOPMENT (THAILAND) CO.,LTD.
住所:18 Phaholyothin 107 Rd., Soi 1, Pathumthani 12130
電話:081-902-4300 (津田駒工業株式会社 辻野)
Eメール:s-tsujino@tsudakoma.co.jp
《newsclip》


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