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韓国の駐タイ大使更迭、背景に脱北者トラブルか

2012年9月30日(日) 21時23分(タイ時間)
【タイ】韓国政府はこのほど、林栽弘駐タイ大使を昨年10月の赴任から1年もたたずに更迭し、後任に情報機関の国家情報院幹部出身の全在万氏が就任した。表面的には「脱北者問題を重視するため」との説明だが、背景には脱北者をめぐる別のトラブルがあったとされる。

 韓国紙・京郷新聞によると、韓国外交通商省関係者は「脱北者の多くがタイ経由で韓国に来る状況下で、脱北者問題に経験と専門性がある人物を駐タイ大使に任命するのが好ましいと判断した」と説明した。

 しかし、全在万氏は発令直前まで駐香港総領事に内定しており、突然の駐タイ大使赴任には別の理由があるのではないかとの憶測を呼んでいた。

 背景として考えられるのは、在タイ韓国大使館の女性職員が昨年3月と5月にバンコクにある脱北者収容所で脱北者に暴言を吐いていた事実が今年6月に報じられ、批判が集まったことだ。

 韓国メディアによると、暴言事件自体は林前大使が赴任する前に起きたものだったが、韓国政府は前任者の責任をいまさら問うわけにもいかず、林前大使は事態の幕引きを図るため、とばっちりで更迭された格好となった。
《newsclip》


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