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タイ政策金利0・25ポイント利下げ、2・75%に 輸出失速で内需喚起

2012年10月17日(水) 13時40分(タイ時間)
【タイ】タイ中央銀行は17日の金融政策委員会(MPC)会合で、政策金利(翌日物レポ金利)を年3%から2・75%に引き下げた。会合では、世界経済の減速で輸出が失速する中、利下げで内需を刺激すべきという意見が強く、委員7人のうち5人が0・25ポイントの利下げを支持した。2人は金利据え置きを主張した。

 タイ中銀の月例経済報告によると、タイの8月の工業生産指数(MPI)は前年同月比11・3%低下、輸出は同5・1%減少した。ハードディスクドライブ(HDD)、半導体といった輸出産業が大幅な減産となる一方、国内販売が好調な自動車や外国人観光客が景気を下支えした形だった。ただ、タイ政府の自動車購入支援の減税措置が今年いっぱいで終了するほか、昨年の洪水からの復旧に向けた投資も一段落するとみられ、景気の先行きには不透明感が漂っている。

 タイの政策金利はリーマンショック後の2009年4月から2010年7月まで1・25%で据え置かれた。その後、2011年8月までに段階的に3・5%まで引き上げられ、2011年11月と2012年1月にそれぞれ0・25ポイントの利下げが行われた。
《newsclip》


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