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9月のタイ工業生産指数13・7%低下、景気先行きに不透明感

2012年11月2日(金) 02時21分(タイ時間)
【タイ】タイ中央銀行の月例経済報告によると、9月の工業生産指数(MPI)はハードディスクドライブ(HDD)、半導体といった輸出産業が大幅な減産となり、前年同月比13・7%低下した。国内販売が好調な自動車や観光が景気を支えているものの、タイ政府の自動車購入支援の減税措置が今年いっぱいで終了するほか、昨年の洪水からの復旧に向けた投資も一段落するとみられ、景気の先行きには不透明感が漂っている。

 業種別のMPIは「食品、飲料」6・4%減、「石油」6・2%増、「繊維」5・3%減、「衣料」17・4%減、「HDD」40・7%減、「半導体」28・3%減、「自動車」34・8%増、「セメント、建材」5・2%増、「化学」1%増、「ゴム、プラスチック」4・1%減、「家電」4・7%減——。

 9月の設備稼働率は64・5%で、8月の65・4%を下回った。

 9月の民間消費指数(PCI)は前年同月比4・7%上昇、前月比0・8%低下。民間投資指数(PII)は前年同月比12%上昇、前月比0・5%低下した。

 9月の農業生産は8・9%増加。農産物価格の低下で農業収入は3・1%減少した。

 9月の外国人旅行者数は前年同月比8・5%増の161・2万人、ホテルの客室稼働率は平均54・4%だった。

 9月の輸出額は前年同月比0・1%減の204・5億ドルで、金の輸出を除くと7・9%減だった。輸入は7・2%減の175億ドルで、経常収支は17・7億ドルの黒字。
《newsclip》


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