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タイの不信任案審議、4閣僚を信任 野党第2党が造反

2012年11月28日(水) 13時27分(タイ時間)
【タイ】インラク首相ら4閣僚に対する不信任案審議が25—27日、タイ下院(定数500)で行われ、28日の投票で4閣僚全員が信任された。野党第1党の民主党はコメ買い取り制度による巨額の財政負担と膨大なコメの在庫、閣僚の汚職疑惑などを追求したが、決定打に欠けた。与党陣営への寝返りがうわさされる野党第2党のプームジャイタイ党はインラク首相に信任票を投じた。

 4人に対する不信任投票は、インラク首相が反対308、賛成159、棄権4、チャルーム副首相が反対287、賛成157、棄権25、スカムポン国防相が反対284、賛成160、棄権25、チャット副内相が反対284、賛成182、棄権5——だった。

 プームジャイタイ党は憲法裁判所命令で2008年末に解党されたタクシン元首相派政党から実業家、地方有力者らの派閥が分離して発足し、アピシット政権(2008—2011年)で反タクシン派の民主党と連立を組んだ。昨年7月の総選挙でタクシン派インラク政権が発足したことを受け、下野。現在の下院議席数は34。今年10月、地場ゼネコン(総合建設会社)大手シノタイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクションの創業者オーナーであるチャワラット前党首(76)が辞任し、後任に息子のアヌティン氏(46)が就任した。アヌティン氏はタクシン政権(2001—2006年)で保健相を務め、今年に入り、シンガポールでタクシン元首相と会ったと報じられた。
《newsclip》


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