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タイ、5日は国王誕生日の祝日

2012年12月4日(火) 12時19分(タイ時間)
【タイ】タイは5日、国王誕生日で祝日。

 85歳を迎えるプミポン国王は同日午前10時半から、バンコク都内のアナンタサマーコム宮殿のベランダで国民の祝賀を受ける。タイ政府は国王の誕生日の色である黄色の服を着て祝賀に訪れるよう国民に呼びかけている。

 宮殿前のラマ5世騎馬像前広場は当日、数万人の人出が予想される。周辺の道路では4日午後6時から5日午後12時にかけ、車両通行禁止、駐車禁止などの交通規制が敷かれる。

 国王がアナンタサマーコム宮殿のベランダで国民の祝賀を受けるのは即位60周年だった2006年以来。当時は黄色の服を着た国民数万人がラマ5世騎馬像前広場に詰めかけ、「国王陛下万歳」を連呼した。感極まって泣き出す女性も多くみられた。

 国王は2009年9月からバンコク都内の国立シリラート病院に長期入院中で、外出の際は車椅子を使用している。

〈プミポン・アドゥンヤデート国王〉
 1927年、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。祖父はタイの現王朝の中興の祖である5代目チュラロンコン大王、父はチュラロンコン大王の数多い息子の1人だったマヒドン皇太子、母は中国系の一般女性。

 タイの絶対王政を廃した1932年の立憲革命とその後の第2次世界大戦の影響で、1934年から1952年まで主にスイスに滞在し、同国のローザンヌ大学で政治学、法学などを学んだ。スイスで共に暮らした兄が8代目の王に即位した直後に変死したため、1946年に9代目の王に即位。1950年にタイで戴冠式を行った。

 タイへの本帰国後、全国で多数の農業プロジェクトを手がけ、遠隔地の視察、低農薬農業や代替燃料の開発などに取り組んだ。「微笑みの国」と呼ばれるタイの国王でありながら、公の場ではほとんど笑顔を見せず、峻厳なイメージがある。一方、社会的弱者の救済に熱心とされ、国民からは「ポー(お父さん)」と呼ばれ、国父として深く敬愛されている。

 王室の再興にも力を尽くし、王室儀礼・用語の復活、資金力回復を成し遂げた。米経済誌フォーブスによると、国王の推定資産は300億ドル(2010年)で、同誌の世界の王族資産番付で2008年から3連覇。英語の評伝が2冊あるが、いずれもタイでは発禁。

 1950年に結婚した王族のシリキット王妃との間に、ワチラロンコン皇太子、ウボンラット王女、シリントン王女、ジュラポン王女の1男3女。

 国王は2009年9月からバンコク都内のシリラート病院に長期入院中。公の場に出るときは車椅子で、2011年5月には過剰な脳脊髄液(のうせきずいえき)を除去する手術を受けた。
《newsclip》


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