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タイ深南部で教師襲撃相次ぐ 13日から1200校が臨時休校

2012年12月13日(木) 17時24分(タイ時間)
【タイ】タイからの分離独立を目指すマレー系イスラム武装勢力とタイ当局の抗争が続くタイ深南部で、武装勢力によるとみられる教師の襲撃、殺害が相次ぎ、深南部3県の学校約1200校が13日から臨時休校した。現地の教員組合は、治安当局が実効性のある対策を打ち出せば、週明けに授業を再開するとしている。

 深南部では今月3日、ナラティワート県で女性教師が殺害され、翌4日、男性教師が銃撃で負傷した。11日にはパタニー県の学校に乱入した男5人が校長と教師1人を射殺した。深南部で過去9年間に殺害された教師、教育関係者は150人を超え、教師の間で動揺が広がっている。

 インラク首相は13日、深南部を訪れ、パタニー市で教員の代表らと会談した。首相の深南部訪問にはポンテープ副首相兼教育相、プラユット陸軍司令官らが同行した。

 タイ深南部はマレー語系のマラユ語を話すイスラム教徒が人口の過半を占め、タイ語を話す仏教徒が中心のタイで異質な地域となっている。イスラム教徒住民の一部はタイからの独立を求め武装闘争を続け、過去9年間に、こうした過激派によるテロや治安当局による弾圧で5000人以上が死亡した。今月11日にはナラティワート県の喫茶店が銃撃を受け、生後11カ月の赤ちゃんを含む5人が死亡している。

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深南部を訪れたインラク首相 (写真提供、タイ首相府)
《newsclip》


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