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タピオカ残渣からバイオエタノール製造 NEDO、タイで実証事業

2012年12月17日(月) 14時22分(タイ時間)
【タイ】独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は17日、タイでキャッサバイモからデンプンを抽出した後の残渣(さ)からバイオエタノールを製造する技術の実証事業に着手すると発表した。日本で技術開発された高温発酵酵母を用い、年産80キロリットルのバイオエタノール製造能力を持つパイロットプラントの製造技術の有効性を実証し、タイなど東南アジアでの普及を目指す。事業期間は2016年2月までで、予算約7億円。事業委託先はサッポロビールと磐田化学工業。
 
 世界最大のキャッサバデンプン(タピオカ)輸出国であるタイで、キャッサバイモからデンプンを抽出した後の残渣であるキャッサバパルプが未利用のまま大量廃棄されていることに着目した。キャッサバパルプは抽出されずに残ったデンプンと食物繊維が多く含まれる非食糧の農業残渣で、トウモロコシなどの可食原料を原料とする第1世代バイオ燃料と違い、食糧用途と燃料用途の競合が起きない。今回の実証の成果を用いて、タイで排出されるキャッサバパルプの総量、年間190万トン(2010年実績、風乾物)をバイオエタノールに変換した場合、年間約62万キロリットルの製造が可能となる。
《newsclip》


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